朝は元気だったのに、夕方になるとなんだか気分が落ちてしまう…。
そんな経験、ありませんか?

この季節、同じような声をお客様からもよくお聞きします。
「気づいたらため息が増えている」「ちょっとしたことで落ち込みやすい」——それは、単なる気分の波ではなく、夏特有の自律神経の乱れが関係しているかもしれません。

なぜ夏は自律神経が乱れやすいの?
自律神経は、体温や血流、内臓の働き、気分の安定などを自動的に調整してくれる大切な神経です。
夏はこの自律神経が、とても忙しく働く季節です。
- 猛暑での体温調節
- 冷房による急な温度差
- 湿度の高さによるだるさ
- 寝苦しい夜による睡眠の質低下
これらが積み重なることで、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、心身の疲れや気分の落ち込みが現れやすくなります。

日常でできる夏の自律神経ケア 3つの習慣
ここでは、ご自宅で無理なく取り入れられる簡単な方法をご紹介します。毎日の小さな工夫で、自律神経は整いやすくなります。
1. 朝は「深呼吸+光」でスイッチON
朝、カーテンを開けて自然光を浴びながら深呼吸をしましょう。
ポイントは鼻から吸って口からゆっくり吐くこと。これにより交感神経が心地よく切り替わり、日中の活動がスムーズになります。

2. 昼は「冷たい飲み物は交互に」
冷たい飲み物ばかりだと、内臓が冷え、消化器官の働きが低下します。常温の水や温かいお茶と交互に飲むことで、体の内側からの冷えを防ぎます。

3. 夜は「ぬるめ入浴+首肩温め」でリセット
シャワーだけで済ませると、体はリラックスしにくいままです。38〜40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、疲れと気分の落ち込みが和らぎます。
入浴中や入浴後に首・肩を温めると、さらに巡りが良くなり、深い休息へとつながります。

少しの工夫で、夏を心地よく
夕方になると気分が落ちやすいこの時期。
自律神経は、日々のちょっとした工夫で整っていきます。
大切なのは、「無理なく続ける」ことです。
毎日の小さな積み重ねが、秋口の体調や気分の安定にもつながっていきます。

この夏、ご自身の体と心を優しく整えて、心地よい毎日をお過ごしくださいね💕