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アロマトリートメント

アロマボディケアの始め方|香りで心をほぐしながら素肌をいたわる方法

毎日のボディケアにアロマを取り入れると、普段の保湿タイムが心と体をやさしく整える特別な時間になります。

天然の香りを感じながらお肌のお手入れをすることで、気持ちがほぐれ、心も体もリフレッシュできるんです。

ここでは、アロマボディケアの魅力と、初心者でも安心して始められる基本の方法をご紹介します。

アロマボディケアって何?香りを味方にするセルフケア

アロマボディケアは、植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)をキャリアオイルで希釈して使い、香りを楽しみながらお肌を整えるケア方法です。

心地よい香りとお肌への優しいタッチで、心身のリフレッシュを目指します。

普通のボディケアとの違い 

市販のボディクリームも良いですが、精油をブレンドしたオイルを使うと、その日の気分や体調に合わせて香りを選べるのが大きな魅力

自分の状態に合わせてブレンドすることで、毎日のケアがより楽しくなります。

五感で楽しむセルフケア 

香りは嗅覚を通じて脳に伝わるため、気分転換や心を落ち着かせる助けになります。

お肌に触れる感覚と天然の香りを組み合わせることで、五感を使ったセルフメンテナンスの時間が生まれます。

アロマボディケアのうれしいポイント

〇お肌の乾燥対策に役立つ 

キャリアオイルで希釈した精油を使うことで、お肌にうるおいを与えやすくなります。

特に乾燥が気になる季節には、保湿ケアとしてもオススメ

しっとりとした仕上がりが実感できますよ。

〇気分に合わせて香りを選べる

 例えばラベンダーは、リラックスタイムに、ペパーミントはスッキリ気分転換したいときに使われることが多いです。

その日の気分や体調に合わせて心地よい香りを選ぶことで、気持ちを切り替える手助けになります。

〇アロマトリートメントで心身をゆるめる 

オイルを使ったやさしいアロマトリートメントは、滞りを感じる部分をほぐし、心身のリフレッシュに役立ちます。

疲れた体をほぐしたいときにぴったりです。

〇就寝前のケアでお休み前の時間を穏やかに

寝る前のボディケアは、気持ちを落ち着かせて一日の切り替えにピッタリ。

リラックス系の香りを選ぶことで、心地よい眠りに向かう準備をサポートします

精油の選びかたとポイント初心者にオススメの精油

日本で精油は「雑貨扱い」されているため、簡単に手に入りやすいです。

だからこそ、正しい知識が必要です。

アロマセラピーで使用する精油には、「エッセンシャルオイル」または「精油」と表記され、学術名もそこに記されているものを選びましょう。

「フレグランスオイル」「ポプリオイル」「アロマオイル」などは合成香料なので、ボディケアなどには向きません。

信頼できる専門店で品質のたしかなものを選びましょう

ラベンダー、ティーツリー、オレンジスイートなどは、多くの方に親しまれており、使いやすい香りです。

キャリアオイルの種類と特徴

ホホバオイル

さらっとしていてべたつかず、どんな肌質の人にも使いやすいオイルです。

酸化しにくいので初心者にもおすすめです。

スイートアーモンドオイル

しっとりとした仕上がりで、乾燥肌の人に特に人気。

アルガンオイル

モロッコ原産の美容オイルとして有名。

ビタミンEが豊富で、エイジングケアにも効果的

グレープシードオイル

軽いテクスチャーでべたつかず、夏場にも使いやすいオイル

オイルは肌質や季節で使い分けてみてください。

肌悩み別!おすすめエッセンシャルオイル

年齢を重ねると、季節や体調によってお肌の調子もゆらぎやすくなりますよね。

そんな時こそ、ご自分をいたわる時間を大切にしてみませんか?

ここでは、サロンでもお客様からよくご質問をいただく「肌タイプ別のおすすめアロマ」を、やさしい使い方とともにご紹介します。

乾燥肌・敏感肌にが気になるときに

ラベンダー

お肌を穏やかに整える香りとして世界中で親しまれています。

ほっと心がゆるむリラックス感も得られるので、特に夜のケアにぴったり

「今日はちょっとお肌が敏感かも…」という日のお守りのように取り入れてみてください。

カモミール

肌荒れしやすい時期や赤みが気になるときに、やさしく寄り添ってくれる香りとして人気です。

価格は少し高めですが、少量で十分なので、特別な日のスペシャルケアにも◎

「カモミール」はローマン種(Chamaemelum nobile)とジャーマン種(Matricaria chamomilla)がありますが、敏感肌ケアにはローマンカモミールの方が肌への穏やかさで選ばれやすいです。

ゼラニウム 

ゆらぎがちな女性のリズムに寄り添ってくれる香りとして知られています。

華やかで甘い香りは、気分を前向きにしたいときにもおすすめです。

当サロン一番人気の精油です♪

ニキビ・脂性肌が気になるときに

ティーツリー

さっぱりとした清潔感のある香りで、気になる部分をすっきりと保ちたいときに。

思春期だけでなく、大人ニキビができやすい方にも人気です。

ユーカリ

爽快な香りで、肌も気分もすっきりとしたい時におすすめ

汗ばむ季節など、べたつきが気になるときに取り入れると心地良いですよ。

レモングラス

さわやかな香りが気分をリフレッシュさせてくれます。

毛穴が気になるときなど、引き締めたいケアタイムに役立ててみてください。

エイジングサインが気になるときに

フランキンセンス (乳香)

古くから美容の分野で大切にされてきた精油です。

年齢を重ねたお肌をやさしくいたわりたい時に、ゆっくり深呼吸しながらお手入れを。

ローズヒップシードオイル

こちらはエッセンシャルオイルではなく植物油ですが、ビタミンCを含むことで知られ、年齢を重ねたお肌に潤いを与えます。

ベースオイルとして他の精油とブレンドするのもおすすめです。

ネロリ

オレンジの花からとれる、とても貴重で優雅な香りです。

心までふんわりと解きほぐされるような香りに包まれながら、ゆっくりと自分を労わる時間をつくってみてください。

元気を出したい・リフレッシュしたいときに

ペパーミント

頭をすっきりと切り替えたい朝や、疲れた夜のリフレッシュにぴったり。

少し刺激を感じることもあるので、最初はほんの少量から試してみましょう。

夏場のリフレッシュに特におすすめ

オレンジスイート

甘く明るい柑橘系の香りは、子どもから大人まで人気です。

気持ちをほっと明るくしたい時に、心に太陽の光を取り込むように。

グレープフルーツ

爽やかな香りで気分を軽やかにしてくれます。

トリートメントに取り入れる方も多く、むくみが気になるときのケアタイムにおすすめです。

眠れない夜・リラックスしたいときに

ラベンダー

言わずと知れたリラックスの定番

「なんだか寝つきが悪い…」そんな夜に、ボディケアと一緒に香りを取り入れてみてください。

イランイラン

甘くエキゾチックな香りが、緊張した心をほどいてくれます。

女性らしさを感じたいときにも。

ベルガモット

紅茶のアールグレイにも使われている、親しみやすい香り。

心をほっと明るく、でも同時にゆるめてくれるので、気分の波を整えたい夜におすすめです。

※グレープフルーツやベルガモットには光毒性があります。

ボディケアで使った後に強い紫外線に当たると肌トラブルの原因になることが。

夜のケアや、塗布部位を覆ったり、UVケアを忘れずに。

アロマをもっと楽しむために

アロマボディケアは、「こうでなければいけない」というルールはありません。

お客様それぞれのペースで、自分が心地よいと感じる香りを見つけてくださいね。

気になる香りがあったら、無理なく少量ずつ取り入れて、お肌との相性を確かめながら楽しみましょう。

香りは心を映す鏡のようなもの。

忙しい毎日にそっと寄り添い、あなたらしい笑顔を引き出してくれるはずです。

アロマボディケアの基本的なやり方

アロマボディケアは、香りを楽しみながら自分を労わる大切な時間。

「特別な道具がないとできないのでは…?」と不安に思われる方もいますが、基本の材料と混ぜ方さえわかれば、今日からでも気軽に始められますよ

基本のボディオイルの作り方

【材料の準備】

  • キャリアオイル(植物油):30ml (ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど、お肌に合うものを選びましょう。)
  • エッセンシャルオイル:合計6滴以内(最初は3滴くらいからがおすすめ)
  • 清潔な容器:ガラスボトルや遮光瓶が◎

【混ぜ方の手順】

  1. 清潔な容器にキャリアオイルを入れます
  2. エッセンシャルオイルを1滴ずつ加えます
  3. キャップを閉めて、軽く振るだけで完成!

最初は香りの強さに慣れるために、少なめの濃度から始めてみてください。
「もっと香りが欲しいな」と思ったら、少しずつ調整していきましょう。

基本のボディオイルマッサージの方法

せっかく作ったオイル、正しい順番で使うだけで、

よりお肌と心に寄り添うケアになります。

【基本の手順】

  1. お風呂上がりの清潔な肌に使いましょう(肌が温まっていると浸透しやすいです)
  2. 手のひらでオイルを温めてから塗布
  3. 下から上へ、心臓に向かうイメージで優しくマッサージ
  4. ベタつきが気になるときは、タオルで軽く押さえて余分なオイルを拭き取りましょう

時間の目安】

全身で10〜15分程度。

大切なのは「心地よい」と感じることです。

部位別のケア方法

毎日のセルフケアは「疲れた部位だけでもOK!」

無理なく続けることで、ふっと体が軽くなるのを感じられるかもしれません。

足のケア

むくみが気になる方には、足首から太ももへ向かって下から上にさするように。

おすすめオイル: グレープフルーツ、ジュニパーベリー

※グレープフルーツは光毒性があるため、塗布後に強い紫外線に当たらないように注意しましょう。

腕のケア

二の腕のざらつきが気になる方は、ゆっくり円を描くように。

おすすめオイル: ゼラニウム、ラベンダー

お風呂上がりに行うと、角質がやわらかく整い、すべすべ感が心地よいです。

お腹のケア

便通のリズムを整えたいときや妊娠線予防に。

時計回りに円を描くように、やさしく撫でるだけでOKです。

おすすめオイル: オレンジスイート、マンダリン

※ 妊娠中の方は、必ず医師にご相談のうえお使いください。

背中のケア

自分では手が届きにくい背中。

家族にお願いしてスキンシップを楽しんでも◎。

おすすめオイル: ユーカリ、ティーツリーでスッキリ感を。

シーン別アロマボディケア活用法

忙しい日々の中で「いつ、どんな香りを使えばいいの?」と迷う方も多いものです。

おすすめのタイミングと香りをご紹介します。

朝のエネルギーチャージ

目覚めを良くしたいときは、レモン、グレープフルーツなど爽やかな香りがおすすめ。

ペパーミントや、ローズマリーは光毒性の心配もなく安心ですね。

朝におすすめの香りブレンド

  • グレープフルーツ2滴+ペパーミント1滴
  • レモン2滴+ローズマリー1滴

夜のリラックスタイム

一日の疲れをそっと解きほぐすには、ラベンダー、イランイラン、カモミールなど穏やかな香りを。

香りを感じながら深呼吸するだけでも、自然と心と体が「おやすみモード」に。

夜のおすすめブレンド例

  • ラベンダー2滴+オレンジスイート1滴
  • イランイラン1滴+ベルガモット2滴
  • カモミール1滴+ラベンダー2滴

ストレスを感じたときイライラや落ち込み、疲れすぎた時など、心に寄り添う香りをそばに置いてみてください。

  • イライラしているとき:ベルガモット、ラベンダー、ゼラニウム
  • 落ち込んでいるとき:オレンジスイート、ローズ、イランイラン
  • 頭が重たいとき:ペパーミント、ユーカリ、ローズマリー

続けるコツは「楽しむこと」

アロマボディケアは、決して「しなければいけない」ものではありません。

お気に入りの香りを見つけて、1日5分だけでも、自分を大切にする時間をつくってあげてください。

その積み重ねが、いつの間にか心と体に小さな変化をもたらしてくれるはずです。

季節に合わせたアロマボディケアの楽しみ方

お肌も心も、季節の変わり目でゆらぎやすいものです。

無理なく「今の自分に合うケア」に変えていくのが、長く続けるコツ。

四季に合わせた香りのヒントをご紹介します。

春のケア

春は花粉や気温差でお肌が敏感になりがちです。

ユーカリやティーツリーで空気をすっきりさせつつ、ベルガモットやラベンダーでストレスをやわらげるのもおすすめ。

夏のケア

汗や皮脂が増える季節は、ペパーミントやレモングラスで爽やかに。

日差しを浴びたお肌には、カモミールやラベンダーで穏やかなケアを。

※ 紫外線が強い季節は、柑橘系の精油は夜のケアに取り入れるのがおすすめです。

秋のケア

夏の疲れが出て乾燥が始まる季節。

しっとり系のキャリアオイルに、ゼラニウムやフランキンセンスを加えると、お肌も心もゆるやかに整っていきます。

冬のケア

寒さと乾燥で、肌も心も縮こまりやすい季節です。

ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど保湿力の高いオイルでしっかり保護を。

気分が沈みがちな日は、オレンジスイートやイランイランで気持ちをふわっと明るくするのも素敵です。

安全にアロマを楽しむために

アロマは植物の恵みがギュッと詰まった自然の贈り物。

だからこそ、使い方にはちょっとしたコツがあります。

大切なのは「安心して長く楽しむこと」です。

パッチテストをするとより安心

ブレンドしたオイル(キャリアオイル+精油)」を肌に使う前にパッチテストをする

赤みやかゆみが出なければOKです。


原液は使わず、必ず薄める

エッセンシャルオイルはとても濃縮されています。

原液のまま肌に使うと刺激が強すぎるので、必ずキャリアオイルで適切に希釈しましょう。


敏感な部位は避ける

目の周り、口の周りなど粘膜に近い部分は避けてください。

もし誤って目に入ったら、すぐに流水で洗い流しましょう。


特に注意が必要な方

  • 妊娠中の方:使えない精油もあります。必ず専門家か医師にご相談ください。
  • 小さなお子さん:3歳未満は使用を控え、大きくなっても大人の半分以下の濃度で。
  • アレルギー体質・敏感肌の方:必ずパッチテストをして、少量から始めましょう。



 保存方法と使用期限

手作りのアロマオイルも、正しく保存することで最後まで心地よく使えます。

  • 直射日光と高温を避ける
  • キャップをしっかり閉める
  • 冷蔵庫保存もOK(ただし結露に注意)
  • 香りや色が変わったら使わない

目安として、ブレンドしたオイルは1ヶ月以内、冷蔵庫保存なら2ヶ月以内を目安に使い切りましょう。


香りの組み合わせを楽しもう

「どの香りを組み合わせればいいの?」
最初は迷いますよね。

でもアロマブレンドは小さな実験のような楽しさがあります。


失敗しにくい相性

  • 柑橘系同士:オレンジ+レモン、グレープフルーツ+ベルガモット
  • フローラル系同士:ラベンダー+ゼラニウム、ローズ+イランイラン
  • スッキリ系:ペパーミント+ユーカリ、ティーツリー+レモン

 初心者さんにおすすめの簡単ブレンド

  • おやすみブレンド:ラベンダー2滴+イランイラン1滴
  •  元気回復ブレンド:ペパーミント1滴+オレンジスイート2滴
  • 万能リラックスブレンド:ラベンダー2滴+オレンジスイート1滴



オリジナルブレンドのコツ

  • 少しずつ試して、香りの変化を楽しむ
  • どの組み合わせが好きだったか、メモを残す
  • 季節や体調で変えてみる

これだけで、毎日のケアがもっと自分らしい時間になりますよ。


まとめ:香りと一緒に、自分を大切にする時間を

アロマボディケアは、ほんのひと手間で心とお肌に「お疲れさま」と声をかけてあげる時間です。

お気に入りの香りを見つけて、忙しい日々の中でも自分をいたわる習慣を続けてみてください。

きっと香りがそっと背中を押してくれて、毎日が少しずつ、心地よく変わっていくはずです。

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